インスタグラムストーリーをスクリーンショットされたらバレる？

インスタグラムストーリーは、日常の一瞬をシェアするのにぴったりの機能です。しかし、誰かがそのストーリーをスクリーンショットした場合、通知されるのでしょうか？それとも、誰が保存したかを確認できるのでしょうか？

「インスタのストーリーを誰かがスクショしたら分かる？」と疑問に思ったことがある方も多いはず。この記事では、インスタグラムにおけるスクリーンショット通知の仕組み、プライバシーの現状、そして自分のコンテンツを守るためにできることを詳しく解説します。

ストーリーをスクショされたら通知される？

いいえ、インスタグラムはストーリーを誰かがスクリーンショットしても通知しません。
以前、短期間だけテスト的にこの機能が導入されたことがありますが、2018年に正式に廃止されました。おそらく、ユーザーの間で「監視されているようで不快だ」との意見が多かったためです。

つまり、あなたが投稿したストーリーは、誰かがスクショしてもあなたには分からないというのが現実です。不安に感じるかもしれませんが、これが今の仕様なのです。

インスタグラム全体では、以下の2つのケースのみでスクリーンショットの通知が送信されます。

それ以外のストーリー、投稿、プロフィール、リールについてはスクリーンショット通知は一切ありません。

スクリーンショットが通知されないとなると、「勝手に保存されないように守るにはどうしたらいい？」と気になりますよね。以下の方法である程度の対策が可能です。

アカウントを非公開に設定する
自分のフォロワー以外にストーリーを見せたくない場合、アカウントを非公開にするのが最も基本的な対策です。
設定 → プライバシー → アカウントのプライバシー → 「非公開アカウント」をオンにする
特定のユーザーからストーリーを隠す
フォロワーであっても、特定の人に見せたくない場合は以下の手順で設定できます。
設定 → プライバシー → ストーリー → 「ストーリーを表示しない人」で対象を選択
「親しい友達」リストを活用する
本当に信頼できる人にだけストーリーをシェアしたいなら、「親しい友達」機能を使うのが効果的です。
ストーリー投稿時に「親しい友達」を選択すれば、限定共有ができます。
ストーリーに透かし（ウォーターマーク）を追加する
写真や動画にウォーターマークを加えることで、スクショされても無断利用を防ぎやすくなります。
怪しいアカウントとの関わりを制限する
ストーリーだけ頻繁に見るのに何も反応しないアカウントがある場合は、フォロー解除やブロックも検討しましょう。

いいえ、サードパーティ製アプリでもインスタグラムのスクリーンショットを検出することはできません。
そのようなアプリを名乗るものは多くが誤情報を流していたり、あなたのアカウント情報を危険にさらす可能性があるので注意が必要です。

インスタグラムの公式ポリシーでも、こうしたデータ取得は許可されていません：
Instagramのデータ使用に関するポリシー

インスタグラムは「シェアのしやすさ」や「ユーザーの自由な利用」を重視しています。もしスクショ通知があったら、ストーリーの閲覧自体をためらう人が増えるかもしれません。

さらに、スクショ通知を回避する方法もたくさん存在します：

このように、技術的にも完全な防止が難しいため、インスタグラムは通知機能を復活させる可能性が低いと考えられます。

では、「インスタのストーリーをスクショされたら分かる？」という質問の答えは？
答えはNO。通知はされませんし、誰がスクショしたのかも分かりません。

プライバシーが心配な方は、以下のような対策をおすすめします：

自分のデジタルフットプリントの守り方についてもっと知りたい方は、こちらのガイドもご参考に：
デジタルフットプリントの保護方法（JPN）